入れ歯の口臭にお悩みならオールオン4をお試しください
そこで今回は、
●そもそも口臭とは
●入れ歯独特の口臭とは
●入れ歯の口臭を根本的に解決する方法とは
について解説していきます。
先に答えを紹介してしまうと、入れ歯口臭対策としては「オールオン4」というインプラント治療の一種がおすすめです。
そもそも口臭とは
口臭には口のなかに原因があるものと、胃の不調によるものの2つがあります。常に口臭が発生している場合、口のなかに原因があることが多いようです。
■歯垢が臭う
食事をした後にしっかり歯磨きをしないと、歯垢が歯に付着します。歯垢は食べかすなので腐ります。しかも口のなかの温度は35度程度に保たれていて、湿度も高い状態にあります。つまり口のなかは常に腐敗が進みやすい環境なのです。
■虫歯菌が吐き出す毒素が臭う
虫歯が多い人に口臭が多いのは、虫歯菌が多いからです。虫歯菌は歯や顎の骨を溶かすときに毒素を吐きます。その毒素の臭いが口臭になります。
さらに虫歯菌は歯の根っこの部分に膿をつくるのですが、膿も悪臭を持つガスを発します。
■歯や神経が腐って臭う
さらにきつい臭いを出すのは歯や神経が死滅したときの腐敗臭です。虫歯菌に侵食された歯や神経は腐ります。さまざまな物質の腐敗のなかで、最も強烈な臭いを放つのはタンパク質の腐敗です。歯にも神経にもタンパク質が含まれているので、これらが腐ると強い臭いになります。
しかも歯は死滅した部分を簡単には除去できませんし、神経は奥のほうにあるのでやはり簡単には取り除けません。つまり歯と神経の腐敗臭は、ずっと抱えていなければならないのです。
口臭を取り除くには、歯垢、虫歯菌、腐った歯、腐った神経を取り除いて、詰め物や被せ物といった治療をする必要があるのです。
入れ歯独特の口臭とは
入れ歯を入れている人の多くは口腔内が不健康なので、先ほど「そもそも口臭とは」のところで紹介した口臭原因をほとんど持っていると考えていいでしょう。
ここでは入れ歯からの臭いについて解説します。
■プラスチックが古くなって臭う
総入れ歯は人工歯と土台部分からなりますが、土台部分はプラスチックでできています。
プラスチックは長年使っていると表面に細かい傷ができてしまい、水分を吸収したり汚れが侵入したりします。それらの水分や汚れは洗浄剤では取り除くことができないので、次第に腐っていき、臭いを発するようになります。
プラスチックの「臭いやすい」現象は、日常生活でも確認できます。ガラスのコップやステンレスのコップは臭いがこびりつくことはありませんが、プラスチック製のコップは長年使っていると独特の異臭を発します。
短時間で飲み干してしまうお茶やジュースの容器にはプラスチック製のペットボトルを使いますが、長年保管することがあるワインやウイスキーの容器はいまだにガラス製なのも、臭い対策なのです。
■入れ歯の洗浄が不十分で臭う
現代の入れ歯の洗浄剤は昔よりかなり進化していますが、それでも入れ歯の汚れを完璧に落とすことはできません。
入れ歯は複雑な形状をしているのでどうしても汚れを取り除けない部分ができてしまいます。それで長年付着している汚れが臭いを出してしまうのです。
■唾液が不十分なために臭う
入れ歯を使うと、どうしても咀嚼の効率が落ちます。また、入れ歯の噛み応えは天然の歯よりかなり落ちるので、食材の食感を感じることができず、あまり噛まずに飲み込んでしまう人も少なくありません。
唾液の分泌量は噛む回数が多くなると増えるので、咀嚼効率が落ちたり、口のなかの食材を早く飲み込んだりしてしまうと、唾液があまり出てこなくなります。
唾液には口のなかを洗浄する役割があるので、唾液が減ると口のなかが汚れ、臭いが出てしまうのです。
総入れ歯の口臭を根本的に解決する「オールオン4」とは
総入れ歯の人は、オールオン4という、インプラント治療の一種を受けることができます。
オールオン4は4本のインプラントを埋め、それを土台にして「12本の人工歯が連なった構造物」を装着する治療法です。
一般的なインプラントの場合、12本の人工歯を入れるには12本のインプラントを顎の骨に埋め込まなければならず、手間がかかり治療費がかさみます。
しかしオールオン4はインプラントを4本しか使わず、12本の人工歯を入れることができるので、治療の手間も治療費も減らすことができます。
オールオン4にすれば入れ歯から解放されるので、入れ歯が放つ悪臭とも決別できます。
例えば、オールオン4は総入れ歯より確実に噛み応えが向上するので、よく噛んで食べることができます。そうなれば唾液の分泌量が増え、口臭が減ります。
またオールオン4を入れると食材をよく噛んで飲み込むようになるので、胃の消化作用が進み胃が原因による口臭も予防できます。
まとめ~口臭よさらば
オールオン4はインプラントのメリットを最大限に生かした治療法なので、総入れ歯の方は検討に値するのではないでしょうか。
かかりつけの歯科クリニックの歯医者に相談してみてください。